6 . 現役力(工藤 公康)
- 「これだけやったのだからもう悔いははいよ」という開きなおりの境地に達するまで現役にこだわりたい。
- 自分の中で勝手に限界を作って、無難なところで「よくやった」と勝手に満足してしまう。
- 限界を超えて、はじめて新しいものが見えてくる。
- 自分なりにどれだけいろいろな試みに挑戦できるか。そのこと自体が重要。
- これをやれば必ず成功すると誰かが指示してくれない限り挑戦しようとしない。それではダメ。
- どこかで集中的に負荷をかけて、自分の殻を打ち破らない限り、真の体力はアップしません。
- 「基礎力をつける反復練習」と「考える訓練」
- 過程も解答も自分でつくっていくものなのだから、心の中にいつもクエスチョンを絶やさないこと。
- どんなに環境が悪くても、それに対して抵抗力を身につけながら、むしろそれを利用する。
7 . 133キロの怪速球(山本 昌)
- 「そんな局面が年に何度あるんだ?」こうした考えはどんな世界であれ、人間の成長を妨げる。
- 「もういいや」そう思わずにやってこれたからこそ、次への道が開けた。
- 野球にウソをついてはいけない。グラブを踏みつけてはいけない。グラウンドにつばを吐いてはいけない。 マウンドを蹴り上げてもいけない。そう「野球の神様」は見ているのだから。
- 明らかに自分の中に弱気な分部が頭をもたげていた。それがぬぐい去れた思い出深き1勝がある。
- 観察力。何が足りないのか。どこが違うのか。どうやれば近づけるのか。模倣でもいいと思う。感じる心、着眼点、好奇心、突き詰めていく探求心が大切。
8 . 野村克也に挑んだ13人のサムライたち(橋上 秀樹)
- 「ハングリー精神に欠けている」「向上心を持たない」選手は必要がない。
- 自分の力が今は通用しないと分かったときに、どう向き合っていけばいいのか。そして「自分が変化すること」に対して、 抵抗なく変わることができるかどうか。
- 言い訳をしている選手ほど、失敗している理由を分析することなく、その原因を自分以外の何かに求めようとする。
- 「自分の力はまだまだ」と謙虚になることによって、自分の欠点や足りないところが見えてくる。
9 . ぶれない人(小宮 一慶)
- 仕事を「手段」にしている人には限界がある。伸び続ける人は良い仕事をすることそのものを目的とするようになる。
- お金を追うな、仕事を追え。
- 良樹細根、大樹深根。
- 巧言令色鮮なし仁。剛毅朴訥仁に近し。
- 成功を収めた時には窓の外を見て成功をもたらした要因を見つけ出す。結果が悪かった時には鏡を見て自分に責任があると考える。
- 一見簡単そうに見えることに、手を抜かず取り組むことができる人が、いざ大きな仕事を任されたとしても力を発揮する。
- 衣食足りて礼節を知る。
- 成功する人は総じて素直です。人が成功するためにひとつだけ資質が必要だとすればそれは素直さです。
- 素直の3ステップ
- 人の話を聴く姿勢
- 良いと思ったら素直にやってみる
- やり続ける
- 素直の3ステップ
10 . 進化する強さ(クルム伊達 公子)
- 調子が悪ければもっと何かしたい。調子が良くなれば手ごたえを感じる。そういう思いがある限り引退は出来ない。
- 悪いときが続いたとしても腐らず、やけにならず、いかに冷静でいられるか。それは頑張るのではなく、まさに踏ん張るときなのだと思います。
- 何がしたいのか。それを知るだけで人は身体さえも治すことができる。何だって可能だ。
- 一度怪我で落ちた苦しみからはい上がったこと。怪我をするのは必ずしもマイナスではなく、それを乗り越えたときにプラスになるということ。 過去に壁を乗り越えた経験は、今に生きて未来につながる。