2001 (H13/社1/22歳)

2001/3/25 関東学連春季オープン(江戸川)

今季最初のレースに、この試合を考えていたが、急遽学校に来て下さいとの連絡が入ったため出場することができなかった。 今年からは、練習でもこういったことが多くなると思うし、環境も大幅に変わるし、いろんな意味で厳しい状況に置かれると思うが、 精一杯がんばって、結果を出していきたいと思う。

2001/4/8 春季記録会 (加古川)

ブルーのトラックの加古川競技場で21世紀が開幕。 結果は予定通りといえば予定通り。順調な冬季練習ができて、ぼちぼちシーズンにむけてスピードを上げていってるところなので。 内容面で今回一番失敗したところはスタート。位置についてで、手をついて足をセットし、準備ができたかできないかの時に、 ヨーイのコールがあった。本当は止めるかフライングするかしたら良かったところだったが、スタートしてしまった。 かなり出遅れた。中盤は徐々に上がっていく感じでまずまずだったと思う。 ちなみに、五大都市対抗大会の出場できるそうで、7月には横浜(多分)に行けることになった。筑波にもよるかもしれません。

2001/5/5 神戸市民大会 (ユニバー)

このところ練習中の調子がよく、自分としては結構期待して望んだ大会だったが、平凡なタイムに終わった。 一般男子の110mHは一発決勝ということで、いつもならアップを多めにするくらであったが、 今回は2時間半前にいちど体を作っておいて予選、決勝があるリズムでアップをするということを試してみた。 しかし結果が結果だっただけに、成果は不明。悪くはなかったと思う。 レース展開の反省点としては、前回同様スタートの反応がいまいちだったということがひとつと、 たぶん6台目でリード足をおもいっきりぶつけてその後急激に失速してしまったということ。 ハードルに当たることについては前々からの課題でありながら未だに直せていない。 練習中はコンパクトに振り出す意識が大分定着してきているので、試合につなげられるようにしていきたいと思う。 まあ、あててなかったら、今回は14秒はでてたかな…。

2001/5/19 関西実業団 (皇子山)

春季の前半の山と考えていた試合で、年休を取って滋賀県の皇子山陸上競技場まで気合入れて行ってきた。 到着するなり思ったことは、なんだこの風は!!ということ。100mの予選を見ていたら、向かい風5.6m。 ちょっと憂鬱になりつつ、自分の出番には風がやんでくれればと、かかすかな期待を抱いていたが風向きが変わることは無かった。 予選は、動き全体がなんとなくばらばらで、1台目で隣の選手と接触したこともあったが、なんとなくさえないレース。しかしながらかろうじて決勝進出。 決勝は、久しぶりに悔しいと思ったレースとなった。1人はダントツで速かったが、後の4、5人はほぼ団子状態の展開。 自分はスタートはやや遅れたものの、5台目くらいでようやく追いついて、ここからというとこで精神的に焦り、 6台目で軽くあてて少し後退してしまった。そしてそのままずるずる、結局5着でフィニッシュ。もやもやの残るレースになってしまった。 特に今回は1回フライングがあって、その時のスタートがばっちりだっただけに、なおのこと悔しかった。そんなことを言っても仕方ないのであるが。 自分の勝負弱さがほんとに嫌になった。どうにかしてそれを克服しなければ。 今季は、なかなか記録がでないが、基礎的な能力は去年より絶対上がってるので、 自信を持って我慢してこつこつとやっていきたい。「ひとりの練習でも、自分なりに課題を持ってやっているので、きっとそのうち一気に記録が伸びるはず」 そう思いながら次は6月末の兵庫選手権に照準を絞る。

2001/6/9 神戸市記録会 (王子)

何も調整していなくて、兵庫選手権前の練習のつもりで出た記録会だったが、 なんと自己ベスト。しかし本当にベストかと結果を疑ってしまうような感覚だった。 確かに体は軽くて、スタートから5~6台までよかったなと思うが、後半もたついたので、走った感じは15"2、3。 ベストが出た理由を挙げるなら、1台もハードルにかすりもしなかったこと(実際はどうか知らないが)であろうか。 この2、3週間、ずっと2足詰めで、ひざから血を流しながら練習した成果がでたのかもしれない。 なにはともあれ、これをはずみに今年こそ兵庫選手権を獲得したいと思う。 ちなみに、その30分後に100mを走って、11"52(-1.2)。まずまず。

2001/6/23 兵庫選手権 (ユニバー)

とりあえず、勝つことができた。県では初タイトル獲得。 今回は、試合の前日まで2泊3日の初任者研修があったせいか、 雨のせいか、ちょっと身体が重たかったが、そんな中でも勝負に勝てたということは、まあ、よしとしようと思う。 ここのろころ、ハードルに引っ掛けないようにという意識を強く持って練習しているので、 今日は、決勝で1台抜き足をあてただけだった。練習の成果もでたのではないかと。ただ、その1回で膝から出血していたので、 ハードルは倒さなかったけど、結構激しくあたっていたのかもしれない。自分の感覚ではかすった程度だった。 今年は、有力選手が出ていなかったり、周りの記録が低調だったということもあったので、思ったより喜びはなかった。 自分の記録も平凡であったし。来年はもっといい記録で勝って、ぜひ連覇したい。

2001/7/8 五大都市 (三ツ沢)

大ベスト。今までの記録を0"22も更新!! 春のシーズンの締めくくりの試合という位置付けで、この大会に臨んだが、行ってみると、結構お祭り的な要素もあって、気楽に走ることができた。 試合の前の日も飲みに誘われるような雰囲気。今回の場合は、その1、2杯のビールのおかげで熟睡できて良かったとこもあるかもしれない。 自分の場合は試合前の夜はあれこれ考えて眠れないこととか結構あるので。 試合当日は、調整がうまくいってたということもあり、身体はすごく軽く、さらに追い風1.6mに後押しされ、 課題の後半の走りが良かったと思う。2着でのゴールだったが、ランニングタイマーが14"4くらいだったので、絶対記録出た!!と確信。 ゴールした瞬間に本当に嬉しかった。しかし14"5台が出てるとは思わなかったので、結果を聞いて、もう一度喜んでしまった。 今年の冬季はしっかり練習できていて、冬季練習の段階で、絶対記録は出るという自身があったから、しっかり記録として出せて本当に良かったと思う。 これで、前半戦終了。今後少し体を休めて、夏のトレーニングへと移行していこう。

2001/9/1 近畿選手権 (長居)

8月の中旬に、左足の大腿前面を軽く肉離れしてしまい、その影響で今回は欠場。 出ようと思えば出れたかもしれないが、あきらめることにした。秋のシーズンはあくまで今月末の、実業団の大会がメインなので、 そっちで結果が出せるように、こつこつがんばっていきたい。

2001/9/30 全日本実業団 (金沢)

8月12日に大腿前面を肉離れした関係で、五大都市以来約3ヶ月ぶりのレースが、初めての全国規模の大会となった。 怪我の影響はほとんどなく、調整も順調にいっていたので、結構期待して望んだが、14"86どまり。14秒6、7くらいは出るかと思っていたのだが。 後半周りのスピードに惑わされて、あっせったような気がして、そこが不本意だった。 しかしながら、これからさらに上のレベルを狙っていくうえで、こういう経験は必要なステップだと考えているので、 今回は記録うんぬんより、一流選手の中で、アップをして、レースをしてきたということ自体で、ある程度の収穫があったと思っている。 来年はもう少し勝負になるようしたい。

2001/10/7 秋季記録会 (ユニバー)

朝の8時半から、ハードルを跳んで来た。 ここ1週間は、初任者研修等で、調整もできておらず、体調ももうひとつと言った感じだったが、 一応14秒台で走れたということで、内容はともかく、ある程度納得。 今シーズンは、10月の終わりに香川県の試合にエントリーしているので、 今週と来週、もう一度追い込んで、最後、満足のいくレースをして、終われたらと考えている。

2001/10/28 香川カーニバル (丸亀)

今季最終戦として、香川の丸亀競技場で行われた香川カーニバルに出場。 当日は、朝から雨だったが、雨天練習場が充実しており、ウォーミングアップにはさほど影響もなく、レースが始まる頃には、雨も上がり始め、風も微風、 気温も20℃くらいと、コンディションはまずまずだった。 予選、スタートの反応が悪かったように感じたが、中盤はリラックスした走りができ、余裕を持った中で14"83。 続く決勝前のアップでは、非常に身体が動いていて、「これは、いけるんちゃうか!?」と手ごたえを感じつつ招集場へ。 そして決勝、会場の雰囲気は、日本歴代7位の記録を持っている、穂木選手の引退試合ということらしく、かなり集中した空気で、 予選14秒台が4人と、自分にとっては、最高の環境だった。 今度はスタートから飛び出そうと思ってスタートしたが、隣の選手に先を越され、1台目~3台目で接触。 その影響でハードルに引っ掛けたりと、最後までリズムがつかめずゴール。後悔というか残念な気持ちになったが、 考えてみれば、隣の選手がスタート速かっただけかもしれないし、自分の弱いところが、浮き彫りになった展開に、来年への課題が見えたような気がしてきた。 これで、2001年のシーズンが終了。1、2週間リフレッシュしてから、また来年のシーズンへ向けて、トレーニングを積んでいきたい。

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