2003 (H15/社3/24歳)
- シーズンベスト:14"44 (-0.9) (近畿選手権/鴻池)
- 日本ランキング:48位
- 兵庫ランキング:2位
- 主要大会結果:兵庫選手権 1位/近畿選手権 1位/関西実業団 1位
2003/4/6 春季記録会 (ユニバー)
- 15"24 (+1.3) (1着)
今季初レース。まだまだ試合に出れる体調には仕上がってないが、 試合を通じて、徐々に調子を上げていきたい。
2003/4/12 兵庫実業団記録会(姫路)/尼崎ナイター(尼崎)
- 兵庫実業団 15"03 (+0.2) (1着)
- 尼崎ナイター 15"16(+0.0) (1着)
昼姫路で兵庫実業団に出場し、車で約1時間半、 尼崎に移動して尼崎ナイターに出場した。感じとしては尼崎のほう良かったが、記録は逆だった。 良い感覚で2本目走れたことを評価したい。
2003/5/3 郡市区対抗 (加古川)
- 予選 15"25 (-1.4) (1着)
- 決勝 15"07 (-1.8) (1着)
晴れたら向かい風の加古川なので、向かい風が大嫌いな自分としては、 あまり好きじゃない大会だが、県レベルで予選、決勝のある試合はあまりないので出場することにしている。 体調はあまり良くなかったが、決勝では、 いきのいい高校生とのレースに負けるわけにはいかなかったので、 勝ててほっとした。予想通り、強い向かい風の中であったが、内容的にはまとめることができた。
2003/5/4 神戸市民大会 (ユニバー)
- 予選 15"13 (-0.7) (1着)
- 決勝 15"22 (-1.7) (1着)
昨日に続いての試合だったが、思ったより疲労感が少なかった。 予選軽く走って、決勝では2日で4本目たっけど一番身体が動いていた感じがあったにもかかわらず、 リード足のハムストリングで3、4台引っ掛けて失速。記録以上に内容が非常に不本意で、 久しぶりに自分に腹が立った(腹立てても仕方ないが…)レースとなった。
2003/5/18 関西実業団 (尼崎)
- 決勝 14"99 (-0.8) (1着)
春季シーズン前半の山と考えていた大会だったが、記録、内容ともに不本意。 最近仕事が忙しく、競技の方に、時間的にも精神的にも集中できていないので、 昨日まではあまり気持ちがのってなかった。 しかし、アップでは今季一番動いており、結果を少し期待したが、 スタート時に自分のペースが作れず、スタートダッシュに失敗。後半も伸び悩んで不快であった。 走った感覚としては、5月3日の郡市区の決勝のほうがよかったが、タイムは今日のほうがよかったということで、 徐々に体調の仕上がってきていると考えたい。 今後は、もう一度、200m等しっかり走りこんで、記録会に出場しながら6月28日兵庫県選手権、 7月13日五大都市にピークをもっていきたいと思っている。
2003/6/7 神戸市記録会(ユニバー)/尼崎ナイター(尼崎)
- 神戸市記録会 14"93 (-0.1) (1着)
- 神戸市記録会100m 11"44 (-1.0) (3着)
- 尼崎ナイター 14"77(-0.8) (1着)
関西実業団後3週間、しっかり走りこんで、調子が上がってきているが、 やや疲労がたまってきたかなという中での記録会だった。 神戸市記録会のほうは、いまいち集中しきれず、身体もうごかなかった。 12時25分にハードル、12時50分に100mを走って、車で約1時間、尼崎に移動。 眠気に襲われて、車で30分仮眠を取ってから競技場に入った。 2本走って疲れてはいたが、朝に比べると体が軽かった。まったく調整しないで、 かつ向かい風の中での14"7台は自分としてはまずまず納得している。 内容的には、6台目くらいまでは今の段階では良かったと思うが、後半スピード感がなかった。 気持ちいい走りができるときは、後半スピードが落ちる感じがなく、10台目越えてからゴールまでも勢いで走れる。 いまいち調子の乗らないときは、後半もそうだが、特に10台目越えてから走りなおすような感覚がいる。 今日もまだそんな感じだった。 100mに関しては調整して、追い風が吹けば11"1くらいでは走れそうかな? 一度挑戦してみたい。
ちなみに6日から横浜では日本選手権が行われている。 ちょっと前までは、地区選手権優勝で出場できていたのだが、今年の要綱を見ると、 「地区選手権3位入賞かつB標準突破者」しかなく、残念ながら出場できなかった。 参加B標準は14秒30。この記録を出し、近畿選手権3位にはいって、来年は出場したい。
2003/6/14 関西実業団記録会 (尼崎)
- 14"63 (+1.3) (1着)
2週連続の記録会。今週は回復週という位置付けだったので、先週より疲れが取れて動いていた。 内容的には前回と同じ。後半が遅かった。 今日は、兵庫選手権のタイムテーブルが、予選9時、決勝14時50分ということなので、 それを想定して、一度8時から体を作って、休憩後、12時5分に1本走った。 朝動いておくことで、レース時にはいい感じに身体が仕上がったと思う。 ただ、その分疲労感は残っている。 2週間、万全の調整をして、兵庫選手権では、自己ベストと、3連勝を目指す。
2003/6/28 兵庫選手権 (ユニバー)
- 予選 15"12 (-0.4) (1着)
- 決勝 14"51 (-0.6) (1着)
関西実業団に失敗し、その後、この兵庫選手権に照準を絞って練習してきたが、 結果として、自分なりにまずまず満足できる内容となった。 水曜日頃から風邪気味で、今日は声がまったくでない状態だったので、調整に成功したとはいえず、 不安はあった。しかし、身体は動いていたので、そのことで気持ちを落ち着かせて予選に出場。 雨もあって、集中しきれず、1台目リードを許したものの、2台目以降トップにたつと、そのまま流してゴール。 内容は散々だったけど、決勝にむけて、課題がはっきりしたという点では良かったと思う。
予選のタイムはかなり予定より遅かったが、主観的に調子よしと感じていたので、 その感覚を信じて、自信をもって決勝に備えた。 決勝のレースでは、予選で失敗したスタートをもう一度確認しなおした。 この前の記録会で、スタートのイメージをつかんでいたので、練習ではそのイメージを頭に焼き付けていた。 再確認したせいか、その通りスタートダッシュは成功。後半追い上げられたものの、 なんとかトップでゴールすることができた。兵庫選手権3連勝。大きな目標にしてたので、うれしかった。 タイムも、向かい風の中でのタイムなので、自己ベスト14"42(+1.2m)と比較しても、遜色ないタイムであった。 条件がそろえば自己ベスト更新できるぞ!という感触をつかんで、五大都市、そして秋のシーズン、 に向けてがんばっていきたい。
2003/7/13 五大都市 (西京極)
- 決勝 14"48 (-0.5) (2着)
前半戦最後のレースということで、半分お祭りムードの大会ではあるが、気合を入れてのぞんだ。 タイムとしては、今季最高、自己2番目のタイムではあるが、それほど満足感はなかった。 今シーズンは向かい風の中でのレースが多く、この日も雨と、なかなか条件に恵まれないが、 兵庫選手権に引き続き、秋に自己ベストが出せるという自信を深めることができた。 自分自身のコンディション、グランドコンディション、がそろえば、14"2台はだせると思っている。 ところで、本日7月21日、愛知県選手権において、内藤選手が13"47で110mHの日本記録を更新したらしい。
2003/8/22 筑波大競技会 (筑波)
- 14"68 (-1.5) (1着)
五大都市の後、8月上旬の高砂での合宿まで、もう一度走りこみや基礎体力作り中心の夏季トレーニングを行った。 その後、疲労もあったので、練習量を落とし、徐々に質の高い練習に切り替えて、秋のシーズン前の練習試合的な感覚で出場した記録会であった。 体調は、良くもなく悪くもなくで、スタートからのハードリングが久々だったので、ハードリングが浮いてしまったり、 バランスを崩してしてしまったりと不安定であったが、向かい風の中、記録としてはまあまあかなというところ。 いよいよ、秋のシーズン。今シーズンのひとつの大きな目標は日本選手権B標準の14"30。自分の中では出せる自信が持てているので、
- 近畿選手権(9月6日/奈良鴻池)
- 全日本実業団(9月28日/岡山)
- 香川カーニバル(10月12日/丸亀)
2003/9/6 近畿選手権 (鴻池)
- 予選 14"63 (+0.6) (2着)
- 決勝 14"44 (-0.9) (1着)
とりあえず、2連勝達成できて良かった。 タイムも、満足はしていないが、向かい風0.9mの中で出したタイムなので、 昨年の近畿選手権決勝で出した自己ベスト14"42(+1.2m)よりは、値打ちのあるタイムであると自分の中で解釈している。 次はいよいよ全日本実業団。先行する選手をうまく利用して、14"2台の自己ベストを出して決勝に残りたい。 競技場や対戦相手に関しては不足ないと思うので、あとは追い風が吹いてくれることを願う。
2003/9/28 全日本実業団 (桃太郎スタジアム)
- 予選 DSQ (ハードルを故意に倒した) (+0.1)
絶好調で臨んだ試合だったが…
朝の10時50分にピークをもってくるために、朝7時前、誰よりも早く競技場入りし、1次アップを9時前には済ませ、 2次アップでも、非常に調子がよく、確実に自己ベストは更新できるという手ごたえをつかんでの予選だった。 ピストルに対する反応もよく、現時点では完璧の内容で3台目まではいけたが、3台目でリード足ハムストリングスが痙攣し、 4、5台目は惰性で走ったものの、大きな怪我を避けるために、6台目くらいでやめた。 たった2、3秒のうちに頭の中をいろいろとよぎったが。
その組の1位は13"69で2位が14"31。リタイアする時点では2位争いを十分にしていた。自分の調子、競技場、天候、風向、対戦相手すべての条件がそろってのレースだったし、 この日のために今までやってきたので、非常にくやしかった。 試合後、コンディショニングルームでケアをしてもらい、1日たって普通に歩けるようにはなったが、まだ違和感が残る。 トレーナーの人の話によると、肉離れはしていないらしいが、2週間後の試合に出場できるかどうかは微妙。 もう一度記録が狙えると思い、不安があってもハードルを跳べる状態であれば出場したいと考えている。
今回は残念な結果ではあったが、完璧な状態に仕上げられたことはよかったし、以前にも増して14"2台以上を出せることを確信できたこともよかった。 そしてなにより、レース中の怪我を通じて、自分が体のケアについてもう少しきちんとしないといけないなと思わされたので、それが良かったと思う。 とにかく、めちゃめちゃくやしい思いをして、自分の満足のいくまで競技をやりたい!!とあらためて思ったし、 今まで以上にもっと競技者としての生活を大切にしようと思った。一度しかない人生で一度しかできないことだから。 今の目標はとりあえず14"2台にしているが、もちろん将来はもっともっと上を目指していくつもりだし、それを実現させたいと思う。 そして、そのために出来るだけのことをこれからもやっていきたい。
2003/10/12 香川カーニバル (丸亀)
- 予選 14"58 (-0.8) (1着)
- 決勝 14"49 (-1.5) (2着)
全日本実業団のレース中にアクシデントがあって、出場できるか微妙であったが、 トレーナーの人と相談したりした結果、出場を決めた。完全に調整できたわけではなかったが、調子もある程度よい状態が保てていたし、 今シーズン最後ということで、もう一回記録にチャレンジしてみたいという気持ちが強かったから。多少怪我の不安が頭にあったが。 向かい風が残念だったが、この日の自分のコンディションの中では、100点に近い力を発揮できたのではと思う。 決勝、1位の谷川選手の記録は13"79であったが、見ている人はどう感じているか分からないが、走っている自分はレース中まったく手の届かない距離には感じなかった。 結果として今シーズンは自己ベストを更新することはできなかったが、14"4台を3回記録し、しかもその全てが向かい風の中での記録であったということ、 全日本実業団での怪我がなかったら確実に14"2台は出せていたという自信があること、などを考えると、記録には残らなかったが、 次のステップを目指すだけの内容は残せたと考えている。来年は13秒台を視野にいれたい。