2004 (H16/社4/25歳)
- シーズンベスト:14"20 (-0.7) (大阪選手権/長居)
- 日本ランキング:28位
- 兵庫ランキング:2位
- 主要大会結果:兵庫選手権 2位/関西実業団 2位/全日本実業団 8位
2004/4/10 兵庫実業団選手権 (姫路)
- オープン 15"16 (-1.9) (1着)
今季発レース、仕事疲れの残った中ではあったが天候もよく、まずまず走れた。社会人になってからのシーズン初戦の成績を見てみるとは次のようになっている。
年 | 記録 | 風 |
2001 | 15"42 | +1.4 |
2002 | 15"40 | -0.4 |
2003 | 15"24 | +1.3 |
今年の冬季は過去3年の中で最高の内容だったと感じているし、 今日の結果を見ても、シーズン初戦としては自己ベストであり、向かい風を考慮すると、昨年よりも高いレベルで仕上げることができたと実感できた。 怪我に十分注意して、今季は自己ベスト更新できるように頑張りたい。
2004/4/18 春季記録会 (ユニバー)
- 14"76 (-1.2) (1着)
2006年の国体に向けて、トラックが改修されたユニバー記念競技場での今季第2戦、 4月の記録としては過去最高のタイムであった。レース前は14"8台が出ればと思っていたが、向かい風にもかかわらず14"7台ということで、 先週に引き続き今季は期待できるぞと感じることができるレースとなった。
2004/5/1 布勢リレーカーニバル (布勢)
- 第1レース 14"28 (+2.1) (1着)
- 第2レース 14"53 (+0.7) (2着)
この大会は、小中学生のリレー種目が中心であったが、毎年有力な高校生がいる種目で招待競技を実施しているということで、はるばる鳥取までいくことになった。 この日の招待選手の自己ベストは14"36、40、41、41、42という感じで、自分にとって非常に走りがいのあるメンバーであった。 競技場も今年の日本選手権開催地ということで、非常に進む感じのあるタータンで条件としては最高であったと思う。 第1レースは、気持ちよく追い風にのって、確実に今まで体感した中で一番のスピードであった。速報をみて、喜んだのもつかのま、追い風2.1mとの表示にがっくりした。 もう一本あると気持ちを切り替えて、14時35分の第2レースに備えた。招集がすんで、14時20分頃100mスタート付近のすこし奥まったところで集中力を高めていたら、 ハードルの設置が完了してみんなレースモードになっていることに気がついた。なんと25分からレースだった。あわててブロックをセットして落ち着かないままスタート。 もやもやの残る一本となってしまった。 担当の方からは確かに35分と聞いていたのだが、自分がプログラムで確認しなかったのがいけなかったと、 こういうチャンスをものにできなかったことに非常に腹が立ったが、まだまだシーズン始まったばかりだし、 追い風参考ながら好記録を出すことができたことをこの日の収穫だと思って、次の機会を目指すしかないなと思った。 春の前半締めくくりと考えている、5月16日関西実業団(丸亀)で記録を狙いたい。
2004/5/3 郡市区対抗 (加古川)
- 予選 15"55 (-3.1) (1着)
- 決勝 15"12 (-3.2) (1着)
一昨日、追い風参考ながら自己新記録を出し、好調ではあったが、疲労がとれなかったことや、強い向かい風の影響で低調な記録であった。 鳥取では、時間を勘違いし集中できなかったので、この日はどんなコンディションでも自分の力を発揮する練習という気持ちで走った。 決勝では、向かい風や電気計事の故障で待たされ集中できなかった予選のことを反省し、しっかりと集中できスタートの反応もよかった。 自分のコンディション、競技場、対戦相手、風、天候、すべての条件が整わないと記録は出ない。 すべての条件が整ったときにきちんと結果を出す為には、最後にもうひとつ、精神的な強さが必要である。 今日は来るべきそのような時のためのいい練習になったと思う。
2004/5/16 関西実業団 (丸亀)
- 決勝 14"58 (+0.6) (2着)
毎年、春季前半最後の試合として位置付けている大会で、今年もここで記録を出そうと調整してきた。 今年に関しては丸亀での実施ということで競技場は申し分なく、遠征ということで特に気合が入っていた。 5月1日、3日の疲労がかなり残ったが、なんとか調整でき身体もまずまず動いているなという感触を得て丸亀へ向かった。
決勝一本、13時20分からのレースに備えて9時に競技場入りしウォーミングアップを開始した。 この日は西日本を中心に大雨が降るとの予報であったが、インターネットで天気予報を調べたところ追い風になるとの情報だったので、 雨だけど追い風という条件設定で気持ちを盛り上げていった。 13時00、招集を終えスタート地点に向かう。予定通り小雨で弱い追い風が吹いている。 競技進行が5分程度送れているな。プログラムとトラックの様子からそう確認して、自分を落ち着かせるように集中力を高めていった。 完璧に自分のリズムで招集からスタートまでを過ごすことができ、この点は非常によかった。 ところが、レース内容は…。スタートの反応はよかったが、1台目で浮いてしまって、2台目で大きくバランスを崩す。 その後立て直すも、なんとなく完走したといった感じ、14"58で2着に終わった。 振り返ってみて、この日は体の切れは80~90%くらいかなという感覚であったが、スタートダッシュはとても調子がよかった。 今年からスタートダッシュを変えたのだがそれが定着してきているように感じる。水曜の練習から1台目で浮いているなという感覚は確かにあったが、 それが試合で顕著に現われる結果になってしまった。水曜の練習、当日のウォーミングアップでは修正しきれなかったということである。 スタートダッシュは確実に良くなっているので、身体が動いてきて、スピードが上がったときにそれをハードリングにつなげられるかがポイントになる。 その辺りを今後の技術的な課題としたい。 この試合で一区切りつけ、またトレーニング期間に入る。 例年この試合後体調が良くなってくるので、もう一度走り込み、ウエイト等の基礎トレーニングをしっかりして、 技術的な修正を加えつつ、今度は6月末~7月の大会へ向けてがんばりたい。具体的には大阪選手権(7月4日)、兵庫選手権(7月17日)を予定している。
2004/6/12 神戸市記録会 (ユニバー)
- 15"25 (-1.0) (1着)
関西実業団後3週間のトレーニングと1週間の回復週を終えての記録会。 まったく気持ちがのってこなかったが、とりあえず参加した。 この日は雨で気温も低く、集中できず、単に10台並べての練習のようなかたちになってしまったが、 来週も記録会があるので走ったことでよしとしようと思う。 あまりにもパッとしなかったので、来週は
- 110mH 14"70
- 100m 11"30
2004/6/19 関西実業団記録会 (尼崎)
- 110mH 14"54 (-1.3) (1着)
- 100m 11"23 (-0.6) =自己新
2週連続での記録会。先週は収穫ゼロだったので、同じ失敗をしないために少し気合を入れて競技場に向かった。 夏を思わせる暑さであったが、夏に強い自分には丁度よかったようで、調整もせずに出場したレースで、向かい風を考慮すれば記録は悪くなかった。 ただ、内容はばらばらだったように感じているし、スピード感もあまりなかった。 2週間後の大阪選手権では、日本トップクラスの選手が出場してくると聞いているので、しっかり調整して記録を狙いたい。 また、その2週間後の兵庫選手権では記録もさることながら、4連覇達成が目標。この1ヶ月はしっかり練習する期間と休養する期間の、 メリハリをつけてトレーニングを行っていきたい。
この日は、100mにも出場。後半脚が気になったので、少し流した感じだった。そのこともあって60m以降の走りはばらばらだったように思う。 記録としては自己ベスト。
2004/7/4 大阪選手権 (長居)
- 予選 14"61 (+0.0) (2着)
- 準決 14"20 (-0.7) (2着) =自己新
- 予選 14"43 (-0.6) (4着)
この大会は例年なら兵庫選手権と重なっていたが、日本ジュニア選手権が兵庫県で開催された関係で兵庫選手権が7月第3週となったため出場した大会であった。 準決勝で自己新を記録したが、昨年の秋頃からでそうででなかったのがやっと出たという感じで、そんなに喜びはなかった。
前日、天気予報では午後から南よりの風(向かい風)が強くなるとの予報だったので、「準決勝勝負」で長居スタジアムへ向かった。 予選は、まずまず身体は動いていたが、リード足の接地を空振りしそうになったり、ハードリングが浮いてしまったりとガタガタの内容で14"61。 この時点でビシッと集中して走れば今日は記録はでると確信した。準決勝は1着の吉岡選手14"06が非常にいいペースメーカーになり、率直な感想があっさりしたレースであった。 力みや自分の中での乱れがなかった結果だと思う。まとまっていた。決勝は準決勝でまあまあの記録が出せたことと、その影響で身体にかなりだダメージがあったことで、 いまいち集中できずに終わった。内容は悪くなかったと思う。とりあえず怪我が一番怖かったので一安心した。初めから準決勝勝負だったのだから、 思い切って決勝棄権も作戦だったがその勇気は無かった。ただ、決勝では自分が5レーン、谷川選手が4レーンということで、 日本のトップクラスの雰囲気やレースを肌で感じることができたので、それが非常に良かったと思う。
今日の記録に喜びがあまり無かったのは勝負にこだわってなかったからもあると思う。 次は17日(土)の兵庫選手権。この大会はなんとしても勝ちたい。 この日も準決勝で14"24を記録している佐藤選手が久々にエントリーしているらしいし、 大学生も帰省して出場するだろう。なかなか簡単にはいきそうにないが、現段階で最高の状態に調整してここ一番の集中力を発揮したい。
2004/7/17 兵庫選手権 (ユニバー)
- 予選 14"65 (-1.0) (1着)
- 決勝 14"25 (-1.3) (2着)
4連覇を目指して出場した大会だったが、残念ながら達成できなかった。 優勝したのは県記録保持者の佐藤選手で優勝タイムは14"11。何でも今日が彼にとっての引退レースとのことであった。 決勝のレースはスタートから思い切って飛び出して先行逃げ切りしかないと思ったので、 フライングしてもいいくらいの気持ちでスタートしたのがドンピシャにはまって5台目くらいまではほとんど差がなかったと思うのだが、 後半徐々に離された。向かい風1.3mで14"25というのは、はっきり言って今の段階で出せるだけの力を出しての結果ではないかと思うので、 相手が強かったなというのが率直な感想。調整、戦術、レース内容に関してはほぼ完璧にできたと思う。 追い風が吹いていれば間違いなく自己ベストは更新していただろう。
200mの元日本記録保持者の高橋選手の引退の記事や、今日の佐藤選手など自分の1、2歳上の選手が引退する様子をみるといろいろ考えさせられる。 高橋選手は「自分の限界を感じてふんぎりがついた」というコメントを発表している。佐藤選手も同様の理由もあったかもしれないし、所属先の問題もあったみたいだ。 そして、彼らの場合はどうか分からないが、怪我に悩まされて記録が伸びないという選手も多い。「怪我をしない」ことだと他の選手をみていて感じる。 自分は特に大きな故障をもっていないし、高校や大学で活躍できなかった分、伸びしろは大きいと感じている。 まだまだ自分の限界を感じないし、しばらく今の練習環境を維持することも可能であるので、まだまだこれから!である。
とりあえず今後は、夏季練習を経て自分の得意とする秋のシーズンで、日本選手権A標準である14"10を、うまくいけば13秒台も目標にしてみたい。
2004/8/28 近畿選手権 (皇子山)
- 予選 14"82 (-1.6) (1着)
- 決勝 DSQ (2度目の不正スタート)
例年より1週早くの開催となった近畿選手権、ピーキングがうまくいかず、いまいち身体の切れが出ない状態で試合当日を迎えた。 台風が接近中ということで、強い横風と競技役員の手際の悪さ(自分のペースにあわなかっただけで、本来いちゃもんをつけるところではないと思うが) でまったく集中できない中でとりあえず予選は通過。うだうだいってられないと気持ちを切り替えてアップを済ませて決勝のスタートラインについた。 その決勝のレース。予選で一番タイムがよかった自分は3レーン。最初のスタートで7レーンの選手がフライングをとられた。 自分の視界にはまったく入ってなかったが実は自分もフライングをしていた。そして2度目のスタート。またしてもフライングをおかしてしまい失格。 すぐに荷物をまとめて軽くダウンをしてレースを見ないで帰った。京都から乗車した新快速姫路行きの車内で少し考えた。
この大会は来年の日本選手権の予選会になっていて、今年はB標準記録を突破していたので3位以内にはいれば、初めて出場権を手にすることができた。 ミスミス逃してしまったが、逆に自分にA標準(14"10)という課題が課されたと解釈しようと思うことにした。 また、兵庫選手権や近畿選手権などの大会を年間計画の中で大きな目標としていたが、来年からは1年間の試合計画、目標試合を少し変える必要性を感じた。 言い訳ではないが、今年の近畿選手権に対しては、試合前にいまいちモチベーションが上がっていなかったのも事実である。 9月26日の全日本実業団に今年のピークを持っていっていい結果を残したいと思う。今回は久しぶりに失敗していろいろ勉強できた。
2004/9/26 全日本実業団 (新潟スタジアム)
- 予選 14"35 (-0.2) (3着)
- 予選 14"74 (+0.3) (8着) [2004全日本実業団決勝]
かなり調子もあがってきて、試合に対するモチベーションも最高の状態でこの大会を迎えた。 新潟スタジアム、通称ビッグスワンは、なんでも国内で初めて国際的に最高の評価を受けた競技場とのことで、 わくわくした気持ちでいくと、なるほどすごい競技場だった。 この日の目標は決勝進出。事前にスタートリストをチェックすると申し込み記録は12位で、 その他のデータからも予選通過ギリギリのところにいると判断した。また昨年、一昨年の予選通過記録が14"38、14"39という資料もあったので、 予選は14"3台を出せば通れると思っていた。
決勝進出が目標ということは予選で力を十分に発揮する必要がある。7時過ぎに競技場入りし、9時にプレ予選があるつもりで1次アップ、 そして2次アップを経ての予選は14"35。目標どおりの記録をしっかりと出せて、内容もまとまっていたと思う。 決勝進出を確認してから、ビデオでフォームをチェックした。抜き足の方向がやや上に向いていると思ったので、そこを修正しようとイメージして決勝のレースに臨んだ。 一度目のスタートはピストルの合図にバッチリ反応でききたが、、4レーン内藤選手がフライング。 近畿選手権のことが頭に浮かんだがそのことは事前に十分イメージトレーニング済みだったので、2回目はなんとか無事スタートを切ることができた。 しかしながら内容はガタガタ。1台目浮いてしまって。抜き足の方向どころか体全体の推進力を得ることができなくてリズムが作れず、8台目ではハードルにぶつけてしまって失速した。
後から思ったことであるが、決勝進出を目標にてしまったので、大阪選手権の決勝のとき同様、2台目あたりから少し気持ちが切れた感じがあった。 また、予選に力を注いだので決勝は最高の状態とはいえなかったと思う。予選を楽に通過して決勝で勝負できるレベルにならないと、 決勝では戦えないしパフォーマンスを発揮できないと実感した。そういう選手が決勝でいい記録を出してくるのだろう。 先行されてしまうと自分のリズムを作れないまま終わってしまうケースも多い。 決勝では満足のいく結果が出せなかったが、とりあえず全国規模のレベルの大会で決勝のレースを体験したことは、 次へのステップとなったと思うし、いろんなことがそこから学べた。今季も残すところあと2試合。 この日の結果を受けて出場を決めた10月30日の香川カーニバルが今季最終レースとなるが、その試合を目標にして残り1ヶ月がんばろうと思う。 目標記録は14"10。
2004/10/10 秋季記録会 (ユニバー)
- 110mH 14"73 (-0.3) (1着)
- 100m 11"75 (-2.5) (2着)
10月30日の香川カーニバルに向けてトレーニングを積んでいる途中の段階での記録会。100mにも出場したが、11"75(-2.5)と低調な記録であった。 体調はあまりよくなく、動きが散漫であったが、ウォーミングアップやレースを通じて得るものはあった。 身体の切れが悪いと、まずスピードに乗ることができず、そのことで力みが出てきて、そしてハードリングは大雑把になる。 運動エネルギーが速度の2乗に比例するように、レースの出来は身体の切れの悪さの2乗?に比例して悪くなっていくようなことをふと考えた。
月刊陸上競技10月号でアテネオリンピック後の谷川選手のインタビューを読んだり、 その他の情報からも技術練習を再考する必要があると感じている。 例えば、今一番の課題であるアプローチの技術に関しては、スタートから第1ハードルまでの8歩の1歩1歩の感覚を確認したり、 ヨーイの姿勢での体重のバランスをもう一度調整したりしてみたい。調子がいいときは1歩1歩の感覚なんか考えなくても自分の納得のいく技術が発揮できているように感じるが、 それは身体のキレにごまかされている部分も多少あるだろうと思う。 これから3週間はもちろん目標の記録が出せるように仕上げていく期間ではあるが、それと同時に来シーズンに向けての技術的な課題を見つける期間にもしたいと思った。
2004/10/30 香川カーニバル (丸亀)
- 予選 14"65 (+0.3) (1着) [2004香川カーニバル予選]
- 決勝 14"50 (-0.2) (2着) [2004香川カーニバル決勝]
かなり気合を入れて調整してのぞんだ試合であったが、結果はもうひとつだった。 当日は雨でややコンディションが悪かったが、風は穏やかで記録を狙えない天候ではなかった。 予選では1レーンの選手が「ヨーイ」で腰を上げた後すぐにフライング、を2回繰り返し去っていった。 にやにやして悔しがる素振りもなく去っていくというとんでもない迷惑者だった。2回フライングということでスターターも焦ったらしく、 2度目と3度目のスタートの感覚は極めて短かった。自分としては「絶対フライングをしないスタート」だけを心がけてのレースとなった。 前半は左のレーンを走る選手に先行を許したが、中盤から後半はリラックスした走りができ、6、7台目でトップにたつとそのまま流してゴールという内容だった。調子は悪くない。
決勝の前のアップでは体調は100%ではないが悪くもない、スタートのイメージはいいものがあった。 実際のレースはでは、5台目くらいまでは自分なりにいい走りができたが、6台目の着地の際膝がつぶれてしまい、腰が砕けてしまった格好になったため、 そのまま後半もたついたという内容だった。前半は走っていて、自分のなかで力みではなく力感がある走りが出来ていると感じた。 確実にインターバルの走りが地面を強くプッシュしている感じがあった。ビデオのコマ数で確認しても、全日本実業団の予選14"35の時と比べても前半はおそらく速かった(ピストルの反応時間の差などの誤差は考慮しないで)。 スピードがかなり上がったので、正直なところさばききれない感覚もあった。記録は平凡であったが、内容面で得るものはあった気がする。
あっという間に、2004年のシーズンが終わった。今季は自己記録を更新できたことはよかったが、 肝心なところで勝負に勝てないレースが多かったように思う。 また、夏季練習の期間が短く、秋季の試合季が長かったという、全体としての流れの悪さも反省点であった。 来季へ向けて、やるべきトレーニングや試してみたい技術など、課題というかやりたい練習はたくさん考えているので早く動き出したい気持ちでいっぱいだが、 しばらく移行期間を取って、体をリフレッシュさせてからにしようと思う。 自分が選手であり、自分が自分の監督であり、コーチであり、トレーナーであり、マネージャーであり、広報である。 社会人4年目のシーズンを終えて、ますます陸上のおもしろさを感じる。来季の自分に期待したい。